The Society for Remediation of Radioactive Contamination in Environment

　研究発表会では、減容技術、保管貯蔵、廃棄物対策、最終処分、計測技術、陸域・海域汚染、野生生物、環境再生、復旧・復興などさらに幅広いテーマについて合計97編（口答発表：企画セッション8編、一般46編、ポスター発表：43編）の発表がありました。企画セッション�Tでは、除染学会−JESCOジョイントセッションとして「減容化・中間貯蔵・県外最終処分に向けた技術戦略」と題して、4名の先生方に大変興味深いご講演をいただきました。さらに企画セッション�Uでは「環境放射能と環境再生に関わる最近のトピックス」のタイトルで、放射性物質の環境動態や未来への取り組みなどのご講演をいただきました。
　１日目の発表終了後には、今年度より始まりました第１回表彰式が執り行われ、その後の懇親会の席で各受賞者の方々よりご挨拶をいただきました。各賞の受賞者はこちら
　２日目の午後には国際シンポジウムを開催し、ドイツ、ウクライナの研究者より、海外の視点からの福島の事故についてや森林のセシウム動態についての講演をいただきました。環境省より環境再生に向けた取組の現状のお話をいただきました。発表資料はこちら
　2階展示室では企業展示をはじめ、環境関連やボランティア団体の展示などを開催し、23社/団体が出展しました。
　350名の方々の参加登録をいただき、おかげさまで、盛会裡に終了しました。