The Society for Remediation of Radioactive Contamination in Environment

　研究発表会では、除染、減容、計測技術、保管貯蔵、廃棄物対策、陸域・海域汚染、野生生物、環境再生など多様なテーマについて合計102編（口答発表：企画セッション4編、一般52編、ポスター発表：46編）の発表がありました。企画セッションでは、「福島事故と関連した最近の話題」と題して、4名の先生方に大変興味深いご講演をいただき、両日で約500名を超える参加がありました。
　２日目の午後には国際シンポジウムを開催し、海外の２名の研究者を招聘しオランダの廃棄物長期保存の経験やチェルノブイリ事故から31年の報告、また、国内からは２名の専門家より中間貯蔵の現状や今後の展望をご講演いただき、約200名を超える聴講者がありました。
　3階展示室では企業展示をはじめ、環境関連やボランティア団体の展示などを開催し、36社/団体が出展しました。
　その他、期間中は地元のご協力により特産品の販売も行われ、おかげさまで、盛会裡に終了しました。
　21日（金）には、研究発表会参加者を対象に3コースにわかれてエクスカーションを行い、研究施設や中間貯蔵施設、また、会員限定コースでは東京電力福島第一原子力発電所等の現場視察研修を行いました。